う そ つ き

育児日記は月1回更新です

梨の礫

こうやって忘れていくんだね

昔、大好きだったひともいま思い返してみるとなにがどういうふうに大好きだったのかいまいちよく思い出せないもので
大好きだったことは思い出せるんだけどそのときの熱量にはもう戻れない
絶対この人しかいない、絶対この人と結婚するんだ、って思った人もいまじゃ頭の中でふわふわしてる
大人になって結婚というものが身近になった、子供の頃は結婚なんて一大事でみんなよくそんなにホイホイ結婚出来るなあ一生寄り添っていく人を選ぶんだぞって思ってたけどいざ大人になってみたら結婚というものには適齢期というものがあり適齢期の中で出会って恋をした人と結婚するものなんだと知って、なんだわたしにも手が届きそうじゃんって思ったりした

心の奥底ではざまーみろって思いながら今日も起きる
いつまでもお前のことばっか好きでいると思うなよ、なんてまだ若いから言えるんだと思ったら恥ずかしくなった
もう終わったよ、って言ってあげなきゃ
そしたらまた抱きしめてくれるかもしれない
暇潰しにされるだけだと分かっていても抜け出せないルーティーンはその優しさで出来ている
先の予定を立てないのは鉄則
きみの基盤を知らないわたしにとっては全てが綱渡りだったりした

コーヒーの味に一緒に点数をつけてくれる旦那がいい!

コージーコーナーのケーキの箱を持ったサラリーマンがあえて各停を選んだ理由、きっとそんなに大したことじゃないんだけど、誰を思ってそのケーキを選んだのって勘繰りたくなっちゃうのはわたしの悪い癖で
「結婚」のうしろのいろんなイコールの先に「ケーキを家族分買って帰る」が普通になるっていうのが待ってる気がして羨ましくなった

大好きなあの人の髪をかき上げる仕草も、
新曲は「梨の礫」
なしのつぶて、と読みます

結婚したい、と思った
それだけ