う そ つ き

育児日記は月1回更新です

試しに、ラブホテルの窓を開けたらそこはやっぱりニューヨークじゃなかった

最初からいらなかったんだ、たぶん

コーヒーは薄いし部屋は暑いしイライラするけどお湯の分量を間違えたのは流れてたテレビがおもしろくてついつい見入ってしまったからで窓を開ければ部屋の温度はがくんと下がった、結局しあわせなんてそんなもんだ、すぐそこらへんに落ちてい、た、
無性に腹立たしくなったのは新曲づくりがうまくいかないからで誰かのせいじゃないし誰かのせいにしない
ちゃんと思い出してみれば最初はひとりだったんだ、いつも、ああ、ひとりだった、あの時はどうやって音楽やったり人を愛したりしてたんだっけ、よく思い出せない、あれ、人を、愛して、いたっけ?

学生の頃は、大人になったらやりたいこと欲しいものリストをノートの切れ端でつくっては住んでた場所までは持って帰らずにいつも最寄駅のトイレに捨ててた
ああ、あの頃は、誰かに置いていかれるような気分が嫌で自ら違うレールを選んでいたけど、今はみんなと同じレールの上にいるから、「抜かれていく感」をうまく誤魔化せない、抜かれていく、気を抜いたら、蹴落とされる
そういうギリギリのラインに立ってることをわたしは時々、忘れそうになることがある

昨日は写真集用の素材、ラブホテル撮影
ホテルニューヨーク、窓を開けたらいつも見る街で
何気ない会話のキャッチボールをしながら人がたくさん歩いてた
何回シャッターの音を聞いたのか分かんないぐらい、選別するのが本当に大変なぐらい!
でもそれでよかった、なにも変わらない風景に今日は救われた気がした

生きていくのが難しすぎて、わたしには決断出来ない